【2019年4月】 住まいの体験会 その1
2019年4月下旬に一条工務店の住まいの体験会に行ってきました。
場所は神奈川県厚木市にある「神奈川ハウジングテクノロジーセンター」です。
ウチは車で直接会場に行きましたが、当日は大型バスが数台、展示場からの団体客を乗せてきていました。
日曜ということもあり、200名くらいの参加者だったようです。
参加者は若い夫婦二人か、ベビーカーが必要なくらいの小さい子連れの家族が多かったです。
ウチのように小学生くらいの子を連れた家族は、あまりいませんでした。
書きたいことがたくさんあるので、体験会の感想は3回に分けて書きます。
地震体験
まずは地震体験をやりました。
耐震と免震の両方で震度7を体験します。
ちなみにi-smartは免震構造にはまだ対応していないそうです。
さらに、都心部では家と家の間が狭いため、免震構造にすると家同士がぶつかる危険があり、導入は難しいとのこと。
なので免震は土地に余裕のある地方向けの設備になります。
ヘルメットを付けて耐震の家に入ると
「四つん這いになってください」と言われました。
そんなに揺れるんだな、と思っていたら想像以上でした。
立っているのは無理で四つん這いでも吹っ飛ばされそうな揺れです。
こんなに激しい揺れだと、家は無事だったとしても、家の中はすごいことになりそうです。
3.11のとき、わたしは都内で被災しましたが、震度6程度だったはずで、震度7は未経験です。
いつまでも経験したくないですね。
木 対 鉄の火災実験
木は火災に弱いイメージがありますが、実は違います、という説明です。
鉄は熱に弱く、歪んだり折れたりするが、木は表面は燃えても炭化するだけで中身までは火が通らない、という結果でした。
これは実演はなく、DVDのみでした。
防犯ガラス
振り子のようにぶら下げた10キロの重りを窓にぶつけて割る実演です。
外からガラスを割っても、家の中にはガラスの破片が飛散しない、ということを証明してくれます。
1回1回ガラスを割るので、そのたびに破片を片づけたり、準備と後片付けが大変な実演です。
ガラス代も安くはなさそうですが、性能のアピールとしてはよかったと思いました。
構造見学
一旦外に出て、別の建物に入ります。
構造をむき出しにした状態のi-smartの家がありました。
・木材は防蟻処理しているので緑色になっている。
・釘を打つ場所はVのマークがついている。
・釘は色分けされており、長さが違う。大工さんが間違ないように工夫されている。
・釘は打ち抜くようになっており、木材から先端が出ていても問題無い。
・コンセントの位置は工場で作り込んでいるため、後で変更が難しい。
・外壁はツーバイシックスでできているため分厚い。
・1階と2階の間の木材の板は、2階の床に触れているものと触れていないものがある。わざと触れないように浮かしているのは、2階の音を1階に伝えないため。
などなど、営業Yさんから説明を受けました。
構造見学が初めてだったので、とても参考になりました。
樹脂サッシ、トリプルガラス、ロスガード、床暖房の温水など
先進国で未だにアルミサッシを使っているのは日本だけなんだそうです。
他の国では、樹脂サッシや木製サッシが当然という説明を受けました。
アルミは熱を伝えやすく、断熱性に乏しいため、結露の原因にもなるので良くないとのこと。
床暖房に使う温水に触る体験がありました。
触ってみたけど「水」でした。
28度設定だと、温水プールくらいの温度のはずですが、指先で触ると水道水くらいの冷たさに感じました。
こんな水で家が温まるなんて、ホントすごいですよね。
抽選会
見事プレミアムギフトをゲットしました!
これで予定どおり、
2019年3月までの契約の特典のベストチョイスキャンペーンでカップボードを
抽選会のプレミアムギフトで御影石カウンターセットをそれぞれもらうことができます。
抽選会の様子は、また別の記事で詳しく報告します。
お昼
お弁当をおいしくいただきました。
小学5年生の息子はお子様用ではなく、大人と一緒の弁当でした。
(けっこう量が多かったので残してました)
館内は撮影禁止だったのですが、弁当の写真くらい撮ればよかったかな、と思いましたがすでに半分くらい食べた後に気づいたので止めました。
施設内には無料の自販機があって、ボタン押し放題で飲み物が貰えます。
キッズスペース付近の自販機はカップのヨーグルトやジョアなどもありました。
床暖房
お昼を済ませたあと、眠くなるころに床暖房体験がありました。
まず一人ずつ血圧計を渡されて、通常時の血圧を測ります。
わたしは105-65くらいでした。
次に6度に冷やされたルームに入ります。
かなり寒いので・・と毛布を渡してくれます。
床がめっちゃ冷たくて、椅子に座ったときは足を浮かせていないと耐えられないくらいです。
5分くらいのDVDを見ます。はっきり言って拷問ですw
余りの寒さに眠気はどこかに行ってしまいました。
そのあとに血圧を測ると、125-65くらいでプラス20になっていました。
寒暖差によるヒートショックで亡くなる人は、年間で交通事故の4倍もいるそうです。
家の中で寒い場所に移動して、血圧が急に上がってしまうのが良くない、ってことでした。
十分に寒さを体感した後、床暖房の部屋に移動します。
地獄から天国に移動した感じといいますか・・
本当に床暖房の暖かさはいいです。
床板自体はむしろ若干冷たいくらいなのですが、部屋全体がじんわり温まっている感じで、手足がぽかぽかと温まってくるのがわかります。
床暖房の部屋の温度は、天井付近、床付近、中間付近の3つの高さですべて23度でした。
最後にエアコンで温めた部屋に移動します。
寒くは無かったですが、床暖房の部屋と比べると床付近の温度が低いことに、すぐに気づきました。
床板も床暖房に比べると冷たく感じて、足が冷えるような感覚がありました。
エアコンの暖房は、床暖房に比べると良くなかったです。
住まいのショールーム見学
キッチン、バスルーム、収納、洗面台、床、玄関、トイレなどの各アイテムを見ることができます。
話が長くなるので、ショールーム見学は別記事でまとめます。
お土産
一条工務店発祥の地、浜松のお土産「うなぎパイ」を貰いました。
夜のお菓子で有名なやつですね。
小さな子供向けのおもちゃの抽選会みたいなものもやってました。
(おままごとセットとかです)
ウチの子はそこそこ大きいほうだったので、貰えませんでした。
モラッテモ コマルカナ
まとめ
これでもかと一条工務店の良さをアピールされた感じがしました。
ウチのように、すでに契約後の場合はいいですが、迷っている段階で来たら完全に洗脳されちゃうと思います。
特に性能重視で見ると「家は、性能」の一条を否定することができず、受け入れるしかないです。
一条工務店は年間15000件くらいの地盤調査を実施していると説明がありましたが、年間1万棟以上の建築棟数があるはずなので、地盤調査をしたケースの2/3以上は契約を受注していることになります。
つまり一条工務店の住宅展示場を訪れて、地盤調査しましょう、って軽い感じで引き受けた時点で6割以上の確率で一条で家を建てることになる、ということです。
午前10時から午後4時まで、けっこうあっという間の体験会でした。
プレミアムギフトを貰えたし、ショールームでいろいろ見られたし、満足な結果でした。
一条工務店ってどうかな?と気軽な感じで来ると、すっかり洗脳されてしまうと思うので、覚悟して来たほうがいいですね。
一条が良さそうだな、と思っている人にはすごくお勧めです。