ビッグローブ光のインターネット接続が遅い件
ビッグローブ光のインターネット接続が遅い話は以前に少し書きましたが、今回はその詳細です。
・仮住まい生活が始まりました
https://yokohama-3floor-house.com/2019/12/14/post-468/
現在、仮住まいのマンションではマンションタイプのビッグローブ光を契約しています。
インターネットが開通した6日後に「IPv6オプションの設定が「完了」しました」というタイトルのメールが届きました。
このメールを受け取って以降、IPv6による通信ができていることを確認しました。
PingコマンドGoogleに打つと
IPv6のアドレスでPingの応答があることがわかります。
また、Windows10のネットワーク接続のイーサネットの状態を見ると、IPv6接続が「インターネット」と表示しています。
IPv6オプションが完了する前は、どちらもIPv4のみだったので(PingもIPv4アドレスだった)、IPv6でのインターネット接続はすでに完了していることになります。
ウチが使用しているルーターは、4年ほど前に購入したアイ・オー・データ機器の「WN-AC1167GR」です。
この機種で「IPv6パススルー」を有効にすることによって、IPv6でのアクセスが可能なようです。
しかしながら、「IPv6パススルー」は「IPv6オプション」とは別の機能のようで、インターネット接続は速くなりませんでした。
これは、GoogleやYouTubeのような、IPv6アドレスでアクセス可能なサイト以外はIPv4アドレスでアクセスしているためです。
インターネット上にある、多くのサーバーはIPv6のアドレス(アクセス)をサポートしていません。
ちょっと調べたところ、IPv6の速度を生かすには「IPv6 IPoE」と「IPv4 over IPv6」を使用しなければならないようです。
詳しくは下記のサイトが参考になります。
・【v6プラス】次世代通信方式「IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6」の仕組みとは?安定・高速を支えるバックエンドの通信テクノロジー
https://www.odorikoblog.net/entry/v6tech/
ウチのルーターは「IPv6 IPoE」に対応していないので速度が出ない、という結論になりました。
このため「IPv6オプション」をサポートするルーターに買い替えることにしました。
続報はまた書きます。
参考までにビッグローブ光マンションタイプで「IPv6オプション」を使用しない場合の速度は次のとおりです。
昼間(週末15時くらい)の速度が速い時間
夜間(平日21時くらい)の速度が遅い時間
スピードテストの速度はそこそこ出ているように見えますが、実際には遅いです。
遅いときは、ブラウザのリンクをクリックして2秒くらい待ってから画面移動が始まる感じです。
あまりに遅いのでもう1回リンクをクリックしたくなります。
画面描画が始まってもダウンロードが遅いので、画像が多めのWebは徐々に描画されます。
20年以上前に使っていたモデムでダイヤルアップ接続していたときのことを思い出しました。
夜間は外出時に使用しているポケットWi-Fiのほうが速いです。
なんのための固定回線なのか・・という感じです。
フレッツ回線を使用している方は、この遅さを仕方がないと受け入れているのか、それとも当然のようにIPv6で使用しているのか、とても気になりました。