一条工務店の家で壁と天井の出っ張っているところ

わたしは今までずっと戸建てに住んでいましたが、家の建て替えの際に仮住まいとしてマンションに6か月間住みました。

このとき感じたのは、マンションは壁や天井の出っ張りが多くて、家具などがすごく置きにくかったことです。
戸建てにはない特徴と言えますね。

平らな壁や天井はほとんどないくらい、マンションの部屋はどこかしら出っ張っている感じでした。
これは梁やPS(パイプスペース)なんだそうです。

でも、戸建てでもマンションに比べると少ないですが、間取りや構造上の理由によっては、壁や天井に出っ張りができます。
今回はウチの出っ張りを紹介します。

タレ壁

タレ壁は正確には「Sタレ壁」と「タレ壁」に分かれます。

Sタレ壁 → 耐震構造上で必要な壁
タレ壁 → スペースを区切る目的などで作るデザイン上の壁

ウチにあるのはSタレ壁です。

1階の玄関とホール、2階のLDKで合計3か所あります。
いずれも17センチくらい下がってます。

玄関とホールは壁と一体化しているので、まったく気になりません。

LDKもセカンド洗面のエリアを区切る場所にあるので、こっちもほとんど気になりません。

設計段階だと図面に「Sタレ壁」と書かれてしまうので気になりますが、実際に生活してしまえば気にならないのがSタレ壁です。

壁ふかし

1つ目は床暖房のヘッダーボックスです。
これを設置するために壁ふかしが必須でした。

ちなみに、ヘッダーボックスがあると床暖房の配管が集まるので暖かくなる、という内容をほかの方のブログで見たことがあったので、一条工務店の監督さんにその話をしたところ「そんなことは無いと思いますよ」とはっきり否定されましたw

確かに、冬を1シーズン過ごしてみてヘッダーボックス周りが特別暖かいと感じることは無かったです。
なので、玄関が冷えるからヘッダーボックスを玄関に設置するとか、あんまりこだわる必要はないと思います。

2つ目は分電盤です。
かなり出っ張ってますが(こんなに必要なの?と思うくらい)実は頭の上にあるのでそこまで目立ちません。

ヘッダーボックスの壁ふかしはオプションで料金を取られていますが、分電盤のほうは無料でした。
このへんは基準がよくわからないですね。

このほかにもパイプスペースで部屋の角が出っ張っている場所があります。
上の階にキッチンやトイレ、洗面台などがあると配管が必要になるので、下がり天井やパイプスペースができてしまうのは、ある程度は仕方ないです。

下がり天井

これは洗面脱衣の下がり天井です。
この上には2階のトイレとセカンド洗面台がある影響で、パイプスペースのために天井を下げる必要がありました。
実寸で5センチくらい下がってます。

設計時は他の場所もパイプスペースで下げる必要があると言われましたが、大工さんがパイプの処理を工夫してくれたおかげで天井が下がらずに済みました。
現場施工で天井が下がらずに済む場合もあるということですね。

家づくり

Posted by fu