上棟チームはバナナが好き説はホント?
「上棟チームはバナナが好きって、ネットで見たんですけどホントですか?」
上棟の見学のとき、このままストレートに監督さんに聞いてみました。
・日本のバナナは値段が高いので、自分たちでは買わないらしい。
・でも、貰ったらうれしい。
・たぶん、フィリピン産じゃなくても大丈夫です。(産地にはこだわらない)
こんな感じの回答でした。
バナナは安いもので4本で100円くらいで売ってますので、どっちかというと価格の安いフルーツだと思います。
高級バナナでも4本で300円くらい?なので、イチゴやメロンなどと比べると、やっぱり安いですよね。
これで高かったら、現地ではどんだけ安いんでしょうか。
上棟チームは、監督者の一条工務店の社員さんが1名と、作業員のフィリピン人の青年4人の合計5名で構成されていました。
この社員さんは以前は営業をやっていて、配置転換で上棟の監督になった方だそうです。
以前は大工さんが上棟の監督として付いていたらしいですが、最近では大工不足で一条工務店の社員が監督をやっているとのことでした。
フィリピンの青年たちは、事前の評判どおりの人たちでした。
目が合うと挨拶してくれて、いつもニコニコで陽気、でも行動はきびきびと作業をしていました。
一条工務店の監督とのやり取りは日本語で、フィリピン人同士では現地語(タガログ語?)で話していました。
我々おじさん世代が理想とする(こうあって欲しいと期待する)若者って感じです。
令和時代の日本の若者なんて、挨拶しない、指示待ちで言われないと動かない、すべてに消極的、というのとはまったく違いますね。
まぁこれは個人的な偏見ですw
はじめにフィリピン人を雇っていると聞いたとき、一条工務店の工場がフィリピンにあることと(現地採用、職業訓練ができる)やはり人件費の面で外国人を使っているのだと思いました。
ですがこの働きぶりを見ると、日本の高卒の若者を雇うより、フィリピン人の青年のほうがこの仕事に向いているように見えました。
上棟期間の3日間は、見学がてら毎日差し入れを持っていきました。
飲み物は、コーヒー(微糖、ブラック)炭酸ジュース(コーラ、サイダー)、フルーツジュース(オレンジ、アップル)を、食べ物は、バナナ、みかん、せんべい、スナック、ビスケット、チョコレートなど、甘いものとしょっぱいものを混ぜました。
一条ブロガーの方の記事を見ると、クーラーボックスやお手拭きを用意したり、中には手紙まで渡したりと、かなり気合が入ってるみたいでしたが、そこまでは面倒だったので、わたしは買ってきたものをスーパーの袋のまま直接渡していました。
ネットの情報を見ていると、差し入れが当然みたいな雰囲気がありますが、本来は差し入れなんて無くても仕事の結果は変わらないはずです。
建設地が遠方だったり、上棟が平日だったりすると行くこともできない施主も多いはずなので、そんなに構えなくても良くて、ちょっと見に行ったり、飲み物程度を差し入れるだけで十分だと思います。
誰かがすごいことをやると、それがハードル(当然のこと)みたいになっちゃいますから、後に続く人のことを考えて、みなさん控えめに行きましょうねww