アート引越センターを使った感想について

仮住まい先に引っ越しました。
引っ越しはアート引越センターを利用したので、その感想などを書いていきます。

作業開始から1回目の輸送まで

子供たちの通学を見送ったあと、朝8時過ぎに作業員3名がトラック1台で到着。
20代後半くらいのリーダー1名に、20代前半くらいの若いおにーさん2名の構成でした。

置いていく家具などが多かったので、最初に持っていく家具に青いガムテープで印を付けていきました。
冷蔵庫はクレーンの業者さんが来て、バルコニーからさっと降ろして去っていきました。(いつの間にか終わっていた)
重いダンボールも2個ずつ持ちあげて、部屋中にあったダンボールはあっという間にトラックの中に運ばれました。

冷蔵庫、ダンボール数十個、服を詰めた衣装ケースなどでトラックの荷台はほぼ満タン状態に。
仮住まい先は車で5分くらいの場所なのでピストン輸送することは事前に説明されていました。

1回目の輸送にトラックが出発して、嫁さんは自転車で仮住まい先に向かいました。
トラックに人は乗せてもらえないようですw

アニメやTVドラマなんかだと、引っ越し屋さんのトラックの助手席や荷台なんかに乗って、一緒に移動するようなイメージがありましたが、現実にはダメみたいです。

2回目の輸送出発まで

1回目の荷物を降ろして帰ってくるまでも、かなり速く1時間ほどで戻ってきました。
次は洗濯機や子供たちの勉強机、棚などの家具を運びます。

勉強机は階段を通るサイズに少し分解しました。
突っ張り式の棚も分解して運べるサイズにしていました。
このあたりは、すべて引っ越し屋さん任せです。

2回目の荷物を全て積み込んだ時点で、代金を支払いました。

家の中は家具をどかしたことで、裏にあったホコリやゴミが出てきてしまい、すごく汚れた状態になってしまいました。
お菓子の袋の切れ端、短くなった色鉛筆、1枚だけのトランプ、戦隊モノおもちゃの破片、おままごとの小さいお皿、幼稚園か小学校で作った作品の欠片などなど・・
よくもまぁこんなにモノが家具の裏や下にあったもんだという感じです。

子供たちが小さいころに遊んだおもちゃなどはまだ記憶にあって、ノスタルジックになっちゃいますね。

嫁さんは仮住まい先にいて(ダンボールと格闘中)わたし一人で家にいたせいか、残していく古いソファーに座って、結婚してこの家に住んでからのことを思い出していました。

家を建て替えるのは、今まで住んでいた家が無くなるってことなんだな、、と今さらながら気づきました。

仮住まい先での荷下ろしと家具の設置完了、撤収まで

仮住まい先に到着すると、ダンボールの壁がありました。
家具とダンボールと布団などで、足の踏み場もないくらいです。
果たしてダンボールの中身がすべて部屋に置けるのか疑問に思うほどです。
嫁さんの諦めたような疲れたような笑顔が印象的でした。

嫁さんが仮住まい先でダンボールと格闘しているとき、冷蔵庫の底に敷くシート「5安心マット」というものを買うようにアートの作業員さんから勧められたようです。
返答に困って自分じゃ決められないから、とわたしに押し付けてきました。

5000円という値段を聞いて、いらないです、とすぐに断りました。
新居でも使えますよ、とかセールスしてきましたが、コルクのマットに5000円は高すぎるので買いませんでした。

ウチは地震対策として突っ張り家具を多用していたので、仮住まい先にも棚、収納家具として、いくつか持ち込みました。
運ぶために分解したことと、天井の高さによって調節が必要なので、それらの設置もアートさんにお願いしていました。
同様に子供たちの勉強机も分解していたので、簡単な組み立てが必要な状況でした。

ここで問題が発生です。
何が原因かはわかりませんが、リーダー君が若干イライラ気味なのは、なんとなく気づいていました。

勉強机や突っ張り家具の数が多くて、設置に時間がかかったことが気に入らなかったのか、1つの突っ張り家具をここに設置してくださいと依頼すると「無理っす」と言われました。

その場所は天井が低くて家具を縮めないと入らないことは事前に確認済みだったので、このネジを外せば入りますよ、と言うと、それに対して何も返答は無く、ぶすっとした感じで無言で作業をしてました。
これは料金を支払った客に対する正しい態度とは言えません。

実は勉強机も配置が気に入らなかったので、組み換えをやり直したかったのですが、言えるような雰囲気じゃなかったです。
これはわたしでもできるわけだし、あとでやればいいか、と依頼するのは諦めました。

嫁さんの話では若い作業員に対して暴言らしきものも聞いたそうです。

最後に作業のすべてを完了したサインをもらいに来たのですが、それも若い作業員が来ました。
「リーダーはちょっと取り込み中ということなので・・」と言ってました。

家具の設置は実は別料金だったとか?
荷物が予想より多かったとか?
早く終わらせてどこか行く予定がNGになったとか?
マットの購入を断ったからとか?
何か原因はあったんでしょうけど、リーダー君が不機嫌になった理由は最後までわかりませんでした。

引っ越し作業自体は良かったのに、最後でケチが付いちゃった感じで残念です。

アンケートのハガキを書いてください、と渡されましたが、グチっぽいこと書いちゃいそうだったので送るのはやめました。

アートの引っ越し作業が、すべてこんな感じだとは思いませんが、ウチはハズレを引いたってことなんでしょう。
新居に戻る引っ越しのときは、違う業者にしようと思いました。

洗濯機の取り付け業者の訪問

20時過ぎになってようやく来てくれました。

訪問してすぐに、
「すごくいい洗濯機使ってますね!汚れが落ちると評判だった機種ですよ!」
と、まず始めに”洗濯機褒め”がありました。
普通の縦型の洗濯機ですが・・・若干引き気味のわたしは「はぁそうですか」と返しました。

洗濯機を褒められても、どう反応していいかわからなかったです。
「よく言われます」とか言えばよかったですかね。

あとから思えば、この”洗濯機褒め”はおそらくどこに行っても同じことを言ってるんでしょう。
この業者さん、洗濯機を設置しに来たのか、洗濯機用品の訪問販売に来たのか、どっちかわからない感じでした。

少し作業してから、ちょっといいですか?と呼ばれました。
商品を熱心に説明して、ぜひどうですか?とセールスが始まりました。

洗濯機の給水ホース交換 4,400円
洗濯機の排水ホース交換 4,400円
洗濯機の高さ調整ゴムマット4個 4,400円

ホース類は2年に1回くらいは交換が必要だとか、ゴムマットがあると防音とか掃除しやすいとか、いろいろセールスが始まってしまい、長くなりそうだったので途中で話をさえぎって、排水ホースだけ交換してもらうことにしました。

というのも、今までかなり無理な配置で曲げて排水ホースを接続していたので、形に癖が付いて痛んでいたように見えたからです。
あと排水ホースが汚れていると、乾燥機を使ったときに臭いが残るなどを聞いたことがあったことも理由の1つです。

それと、頼んでも無いのに熱心に説明してくれて「全部いらないです」と切り捨てるのも、ちょっと可哀そうかな、と思った情けもあります。
ただのホースだから、ホームセンターに行けば1000円くらいで売ってそうとは思いましたけど。

後で調べたら、アマゾンで600円くらいで売ってましたw
600円が4400円に・・次は情けでもやめようと思いましたww

しかし、アート引越センターのような大手でも、こんな怪しい業者を使うのかと、やや呆れました。
ただ洗濯機の設置だけしてくれればいいんです。余計なことして評判を落とすこと無いのにね。

まとめ

■良かったところ
・リサイクルダンボールが新品のダンボールだった
これは以前にちょっと書きましたが、リサイクルダンボールを頼んだのに新品のダンボールが届きました。
ウチが使ったときもそうでしたが、ダンボールはマジックでいろいろ書いたりするので、あんまり再利用できないのかもしれません。

・食器を入れる箱が梱包材いらずで使いやすかった
皿やコップをそのまま入れることができるので、とても便利です。
1枚1枚包んでダンボールに詰めるのとは効率が違います。
ただし、使い終わったあとに返却する必要があるので、引き取りがあるまでケースが場所を取って邪魔になりました。

・作業が速かった
初めて引っ越し屋を使ったので、比較の対象がありませんが、速かったと思います。

■悪かったところ
・作業員が持ってきた、余ったリサイクルダンボールを引っ越し元の家に回収せずに置いて帰った。
作業が速いのはいいけど、最後にちゃんと忘れ物が無いか見回って欲しかったです。

・リーダー君がイライラしていたこと
最大のマイナス点。これですべてが台無しに。
客のほうが気を使わなきゃならないってどうなの?

・洗濯機の設置業者のセールスが余計
引っ越し後で疲れているところに、セールストークが長くてゲンナリしました。

ウチは引っ越し屋さんを使った引っ越し自体が初めてで、良い経験になりました。
仮住まいから新居に帰るときは、今回の経験を生かせると思います。

仮住まい

Posted by fu