3階建てのデメリットについて
現在、ウチは設計打合せの最中ですが「3階建てなので・・」と言い訳のように言われる場面が多く、ちょっと気になったので3階建てのデメリットについてまとめてみました。
(1)解体費用が高い
現在の住まいの3階建ての家の解体費用として、約260万円くらいの見積もりが来ています。
そんなにするの??って感じですが「3階建てなので・・」高いんだそうです。
(2)建築費用が高い(坪単価も高い)
ウチの場合は一条工務店の標準的な2階建てより、6万円くらい坪単価が高いです。
階数が増えるので、費用もかかる、というのは仕方がないのかなと思いますので、ある程度は納得してます。
法的に(地域によっても違うかも?)3階建て以上の建物は「非常用進入口」(または代替進入口)の設置が必要で、ウチの場合も3階の窓に代替進入口という大きな窓を付けます。
通常の洋室なので窓の費用は坪単価に含まれますが、こういったイレギュラー要素が3階建ての費用を高くしている理由のように思います。
(3)建築期間が長い
家の解体から新築して引っ越しできるまで、半年くらいは見たほうがいいみたいです。
ずいぶんかかるんですね、と言うと「3階建てですから・・」とのことでした。
(4)1階の間取りが制限される
i-smartのようなツーバイフォーは構造上、壁で家を支える必要があるため、耐力壁と言われる壁の数がある程度、必要になります。
3階建ての場合は、1階に重さがかかるので、1階の間取りは大きく制限されます。
ウチの間取りは1階に風呂、洗面、書斎などの小部屋が多いので、壁の数をなんとか確保できていますが、1階にリビングのような大部屋を持ってくるのは難しいみたいです。
(5)窓が少ない(小さい)
設計打ち合わせの際にサッシの一覧をもらったのですが、59xx(横幅約180cm)が最大で83xx(横幅約250cm)や86xx(横幅約260cm)のような巨大な窓は載ってませんでした・・
載ってなくても選べるものもあります、という説明もあったのですが、59xxの選択ですらギリギリの最大サイズというのが現状で、それ以上のサイズなんて構造計算するまでもなく不可という感じでした。
(6)太陽光発電があまり載らない
これは屋根の面積が小さいので仕方ないですね。
ウチは最初4kWくらいで、もっと増やしてほしいと頼んで5kWにしてもらいました。
(7)階ごとの気温差が大きい
これは3階建てあるあるだと思います。
実際に3階建てに住んだことがあれば体感しているはずですが、階ごとの気温差は1階と2階より、2階と3階のほうが大きいんです。
夏場は2階の階段の途中から温度が上がるのがわかります。
冬はあまり暖かさを感じないくせに、真夏は室温40度くらいになるので、エアコンが必須です。
i-smartならば3階でも気温差が少ないといいな、と期待していますが、実際はどうなんでしょうか。
逆にメリットも少しはあります。
(1)床材変更であまり費用がかからない
ウチは2階のみ床材をライブナチュラルプレミアムに変更します。
階ごとの面積は広くないので、費用もそれほどかかりません。
(2)2階建てしか知らない人に珍しがられる
2階に上がったのにまだ階段があるー、という感じです。
いろいろ考えましたが、他に思いつきませんでしたw
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