入居して1年経過した感想 施主編
今回は家族編に続いて施主であるわたしの感想をお伝えします。
入居8ヶ月の記事はこちら
家族編はこちら
良いところ
快適性
家族からはあまり感想がありませんでしたが、夏に暑くない、冬に寒くないという快適性が新居に住んで最も変わったところだと思っています。
一条工務店の家じゃなかったら、今より断熱性と気密性がもっと下がって、ここまでの快適性はなかったはずです。
注文住宅ならではの専用の間取り
・子供たちにそれぞれ専用の部屋を用意すること
・部屋干し用にランドリールームを作ること
・ビルトインガレージを作ること
・広いLDKにすること
・セカンド洗面台を作ること
・親も個人部屋(書斎)を作ること
・収納を各階に作ること
これらを実現することができました。
旧居はおばあちゃんが建てた家だったので、すでにある間取りに合わせて生活する、という感じでしたが、新居では自分たちの生活スタイルで考えた間取りなので、想像以上に便利です。
32坪の3階建ては、広いとは言えませんが4人家族には十分なスペースを確保できています。
i-smartは間取りに制限が出ることが多いと言われますが、ウチの場合は3階建てで広い部屋が2階のLDK(17畳)くらいしかなく、変な壁が出現するといったことも少なかったです。
冬の全館床暖房
居室が暖かいのは当然ですが、トイレや洗面脱衣、バスルームまで暖かいので、家の中で寒い場所が無いです。
冬を1シーズン過ごしてみて、24度以上の室温があれば、半そで短パンでも寒くないことがわかりました。
嫁さんは極度の冷え性で、冬は足先が冷えて痛くなってしまうらしいですが、この冬はまったく冷え性が出なかったそうです。
「冷え性が治ったのかも!?」と言ってましたが、おそらく発症していないだけですw
・風呂でシャワーを出しても湯気が少ない
・風呂上がりに洗面脱衣の鏡が曇らない
これはどちらも、バスルーム、洗面脱衣の室温が高いから発生する現象だと思います。
ヒートショックの抑制に効果がありそうに感じます。
あとは、暖房器具を置かないで済むこと、給油等の燃料の補給が不要なこと、暖房器具の強弱の調整が不要なことのメリットが大きいです。
悪いところ
光熱費が安くならなかった
結果としてウチの光熱費は建て替える前の旧居より増えていて、安くなるどころか高くなってしまいました。
これにはいくつか思い当たる理由があり、1年間の光熱費をまとめて別の記事で詳しく書きます。
月イチのロスガードのフィルター掃除が面倒
1か月は思ったより早く、すぐに排気フィルターの掃除ランプが点灯します。
ウチはホコリっぽいのか、ランプが点灯したタイミングでフィルターを掃除すると、ホコリがびっしり付いているので掃除がサボれません。
音の問題
吹き抜けは無く、ボックス型のリビング階段ですが、2階LDKから3階主寝室への音の通りがすごいです。
子供が2階のLDKでボイチャしながらゲームしている話し声が、主寝室のドアを閉めていてもそのまま聞こえます。
冷蔵庫のドアや、カップボードの引き出しの開け閉めやの音もわかります。
長女の部屋は、主寝室のからは1マスの廊下を挟んだ向かいにありますが、長女の部屋からより、1つ下の階の2階のLDKからのほうが音の伝わり方が大きいように感じます。
長女の部屋からだと、ドア2枚分あるので、少し音が防がれているのかもしれません。
昼間は気になりませんが、夜に寝ようとしているときだとかなりの迷惑音で、音がこれほどストレスに感じるとは思いませんでした。
旧居では子供が遅くまで起きているという状況があまりなかったので、旧居と新居で単純な音の比較はできないのですが、i-smartの新居では、音の問題はなかなか厄介です。
においの問題
包み隠さず言うと、オナラの臭いが部屋からなかなか抜けません!
気密性が高く隙間が無いこと、窓を開けないこと、などがこの状況を作っていると思います。
ロスガードの換気は働いていますが、オナラの臭いを直ちに消し去るほどの換気能力は無いです。
事例としてはこんな感じです。
2階のLDKに一人でいるときにオナラをした → 10分以上経過して家族がLDKに来たときに臭いと言われた。
主寝室で寝る前にオナラをした → 30分以上経過して嫁さんが部屋に来たときに臭いと言われた。
ちなみに、わたしのオナラが特別強力ということは無い(はず)ですw
40代半ばのオッサンの普通のオナラだと思います。。
建て替える前の家ではここまでオナラのニオイが維持されたことはなかったので、やはりi-smartの気密性が高いことが原因(もしくはわたしのオナラが加齢によって限界突破したか)でしょうね。
1年住んでまだ不明なところ
耐震性
幸いなことに、家を建ててからまだ大きな地震が来ていないので未確認です。
震度3くらいの地震は経験しましたが、そのときも家が揺れないことはなく、そこそこ揺れました。
ギシギシ、ミシミシという木がきしむような音はなく、無音で揺れるような感じでした。
クロスのコーキングの割れ
クロスが歪んだり、切れたりしているところは無いですが、クロスの上に塗られているコーキングが割れている箇所はいくつか出てきました。
2年点検まであと1年あるので、クロス関係は修正箇所が増えてくるかもしれません。
内装の破損や設備の故障など
ほとんど無いです。
1か所だけ、窓のロックが掛けにくいところがあるくらいで、アフター呼ぼうか迷ってますが、窓を開けることが無く困っていないので2年点検か、何かの点検のついでに、という感じで放置してます。
子供たちもそんなに乱暴に扱っていない、というのもあると思いますが、ドアなどの調子が悪いということも無いです。
まとめ
嫁さんが間取りが最高と言ってましたが、わたしも完全に同意です。
自分たちの生活スタイルを考えて間取りを作ったので、広くなくても無駄が無い感じでウチの家族に最高の間取りだと思ってます。
これは建て売りやマンションなどでは体感できない、注文住宅ならではの贅沢です。
でも、快適性というのは時間が経つと慣れてしまうので、今が快適だな、と改めて実感することは少ないですね。
ただ、ときどき建て替える前の旧居で空調の無いエリア(廊下、トイレ、風呂など)は、夏は暑く冬は寒かったな、と思い出すことはあります。
当時はそれが当たり前だったので、取り立てて暑い、寒いと不満に思うことも無かったのですが、この快適さに慣れてしまったので、今から古い賃貸のアパートやマンションで生活することは難しいかもしれません。
(長女も同じことを言ってましたね)
わたしは100%納得して、ほとんど迷うことなく一条工務店と契約して家を建てましたが、住友林業やタマホームで建てていたとしても、もしかしたらある程度は満足しちゃってたのかな?と思うことがあります。
これだけは同じ条件で比べることができないので、なんとも言えませんが。
一条工務店で建てた新居は、家族からはおおむね好評だし、1年経過して大きな不満や問題は起こっていないので、一条工務店で家を建てて良かったと思ってます。
もし知り合いが家を建てたいと言ったら??もちろん一条工務店を推します!
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