洗濯物を部屋干しに試行錯誤する
i-smartの家は乾燥する、と聞いていて、展示場でも加湿器を使っているのを見たので、やっぱり乾燥するんだ、という認識を持ってました。(展示場に行っていたのは冬でした)
でもこの「乾燥する」のは冬の時期だけです。
夏や梅雨の時期に乾燥するわけはないので当然なんですが、部屋干しでも洗濯物は乾くんじゃないかと勝手に思ってました。
我が家では、わたしが洗濯大臣のため、洗濯して、干して、取り込んで、畳んで、しまう、という一連の作業をすべてやっています。なので今回の記事は実体験に基づいた内容になります。
湿度が「Hi」表示、乾きません
「OUT」表示(上段)の子機は1Fのランドリールームに置いています。
「IN」表示(下段)の親機は2FのLDKに置いています。
ウチは間取りで1.5畳のランドリールームを作りました。
2.5畳の洗面脱衣と合わせて、つながった1つの部屋(4畳のスペース)になります。
このランドリースペースに朝に干した洗濯物が、夜になっても乾いておらず、翌朝まで干していても乾きません。
これは乾くのに24時間以上かかるってことです。
朝に洗濯→干す、夜に取り込む、という作業ルーチンを想定していて、朝はわたしが起きた直後と家を出る前、夜はわたしが風呂に入るときにそれぞれ作業するのが理想です。
1日たっても乾かないと、この作業ルーチンが狂うだけでなく、洗濯物の生乾き臭もすごかったです。
引き渡しのときにもらった湿度計は、洗濯物を干す前で65%くらい、干した後は「Hi」になりました。
(確か90%以上はHi表示になります)
新居へ引っ越ししたのが5月下旬で、引っ越し直後に数日間雨が降ったことで、日中の湿度が高かったこともありますが、その他にも、川が近いので地域的に湿度が高いのかもしれず、これも部屋干しに不利な要素となっています。
そういえば、建て替える前の家はソファーの裏の壁紙がカビてはがれていたことがありました。
浴室に干してみる
浴室乾燥機は付けませんでしたが、換気扇が付いているので換気扇を回せば乾くのでは?と期待して浴室に干してみました。
結果としては、、、ほとんど乾きませんでした。
もともと外の空気が湿っているので、家の中の空気を外に排出しても効果が無かったです。
洗濯物周りの空気が動けば多少違うのでは?という期待は裏切られました。
せっかくランドリールームを作ったのに、浴室で干さなきゃならない、ってことにならなくて、ちょっと安心したような気もしましたねw
急いで除湿器を購入
部屋干しで乾きが悪かったら買おうかな、というくらいの認識でいた除湿器ですが、早速購入しました。
機種はパナソニックの「F-YHTX90-H」です。
これは最新モデルで発売日当日に買ったので(おそらく)値引きなしで55000円くらいでした・・
かなり値が張りましたが、横型の機種で洗濯物の下から風を当てられるのが良いと思って選びました。
パナソニックのハイブリッド式の除湿器で、冬でも除湿が可能(たぶん不要と思いますが)、コンプレッサーモードにすれば電気代は安い、というメリットがあります。
除湿器は偉大なり
朝に洗濯物を干し、除湿器は衣類乾燥モードにして、洗面脱衣のドアは締め切りにします。
湿度計の示す湿度は、
洗濯物を干す前→58%から62%くらい
洗濯物を干して、除湿器をオン→最高で75%くらいまで上がる
時間が経つにつれて、72%→68%→64%→60%くらいまで下がる
という感じで湿度が変化します。
上段の数値が洗濯物を干した直後のランドリールームの湿度です。これが徐々に下がっていきます。
平日は夜7時過ぎになれば、洗濯物はほとんど乾いています。
除湿器の水は満タンで停止している状態です。
厚手のジーンズなどは、若干湿っているかな?ということもありますが、除湿器を停止して翌朝までそのまま干しておけば乾きます。
結果として、除湿器を導入したことで、部屋干し事情は改善できました。
LDK用にもう一台の除湿器を購入
LDKはシンク、食洗器、セカンド洗面台などからの生活排湿があるため、水場の無い居室だけの3階より湿度が高いです。
RAYエアコンを除湿モードで付けっぱなしにしていますが、再熱機能が無いので寒くなりがちなことと、寒くなると除湿機能が落ちているようで、ほとんど湿度が下がらなくなる、という状況でした。
1階のランドリールームに除湿器を置いたことで、部屋干しの洗濯物は乾くようになりましたが、2階LDKの湿度の高さまでは改善できませんでした。
洗濯物を乾かし終わったら除湿器を2階に持ってくる、ということを考えましたが、さすがに面倒すぎるので、もう1台除湿器を購入しました。
2台目はシャープの「CV-J71W」です。
これはコンプレッサー型の除湿器で電気代はあまりかかりませんが、動作音はそこそこあります。
例えるなら昔の冷蔵庫みたいな音で、寝室に置いたらたぶん寝られないくらいの音です。
LDKの隅に置けば距離があるので、そこまで気になりませんが、夜中や出かけた後などに使用するようにしています。
除湿器のレビューなどは、また別の記事で詳しく書きます。
オール部屋干し生活のメリットとデメリット
・メリット
天気を意識しなくていい(天気予報を見なくなった)
夜中も干せる(下着を分けなくてもいい)
取り込む際の蚊や虫などを気にしなくていい
バルコニーへの移動が不要(洗濯機からそのまま干せる)
・デメリット
天日干しよりは、部屋干し臭が若干あるかも(洗剤によります、ナノイー付ければ少し改善)
タオルがゴワゴワになる(特に古いタオルは超固いです)
除湿器の電気代がかかる(コンプレッサー型ならまだ許容範囲)
生活感ありありですが、、こんな感じで部屋干ししてます。