家を解体するときのライフラインの手続きについて
家を解体するときのライフラインの手続き関係の備忘録です。
家の建て替え、仮住まい、引っ越しなどの具体的な手続きの情報はネットを探してもあまりないので、参考になれば幸いです。
水道
解体業者からの指示:
解体工事に使用するので、現住所での使用停止は不要。
解体中の利用料金は施主負担になりますが、解体が終わったら一条工務店に名義変更されて、家が建って引き渡しの際に、再度、私の名義に変更するようです。
横浜市の水道局に電話して、引っ越し先の住所などを伝えて、水道の新規申し込みをしました。
立ち会いは不要で、日付指定した日からすぐに水が使えるようになるとのこと。
もしかすると水の元栓が閉まってる場合があり、元栓の場所がわからない場合は水道局に連絡すれば調べてくれるそうです。
ガス
解体業者からの指示:
ガス停止の手続きだけではなく、現住所では地境撤去(じざかいてっきょ)が必要。
「じざかいてっきょですか?(初めて聞く単語)」と解体業者に聞くと、ガス会社にそう伝えればわかります、とのこと。
仮住まい先は新規にガスを契約しました。
というのも引っ越し侍経由でニチガスを指定されてしまったからです。
ガス自由化の影響でニチガスのほうが多少、費用が安くなるようですが、支払いクレジットカードの登録や電話での契約の確認など、いくつか手続きが必要でした。
東京ガスで引っ越しの手続きをしたほうが、楽だったかもしれません。
仮住まい先でガスの使用開始と、現住所での地境撤去には、両方とも立ち会いが必要でした。
(撤去時は解体業者に立ち合いをお願いしました)
電気
解体業者からの指示:
電気停止の手続きだけでなく、設備撤去が必要。
東京電力は作業が込み合っているので、すぐに電話したほうが良いとのこと。
ウチはENEOSでんきを使っていたので、引っ越しと現住所の設備撤去の申し込みはネットで完了できました。
現住所と仮住まい先で使用期間が重なっていても問題ありません。
(2か所からの請求が届きます)
電気の設備撤去は立ち合い不要でした。
電話
解体業者からの指示:
NTTのアナログ回線の撤去が必要。
ウチは光電話なので・・と言うと、光電話の前にNTTのアナログ電話を使用していた場合は、アナログ回線が撤去されていない場合がほとんどで、別途撤去の依頼が必要とのこと。
確かに家への引き込み線を見ると、電気、光回線のほかに、もう1本の線があり、おそらくNTTのアナログ回線です。
NTTにアナログ回線撤去の連絡をしました。
撤去時の立会いは不要でした。
光回線(インターネット+光電話)
解体業者からの指示:
回線の撤去が必要。
光回線の引っ越し手続きが最も面倒でした。
現住所ではauひかりを使用していて、これを仮住まい先でも使用できるものと思っていましたが、仮住まい先のマンションはauひかりに対応しておらず、ビッグローブ光対応のマンションだったため、仕方なくビッグローブ光を契約することになりました。
光電話もauひかりからビッグローブ光に移動させる場合は、NTTのアナログ回線に一旦戻す(アナログ戻し)必要があることがわかりました。
・現住所でauひかりを解約、回線の撤去(撤去には立ち会いが必要)
・仮住まい先でビッグローブ光を新規契約(工事に立ち会い必要)
・光電話をNTTのアナログ回線に戻して、仮住まい先にアナログ電話として引く
・仮住まい先のアナログ電話をビッグローブ光の光電話として申し込む
まとめてしまうとシンプルに見えますが、この結論にたどり着くまでに紆余曲折がありました。
仮住まい先への手続きについては「家を建て替えるために、解体するので」と最初に一言伝えると、話がスムーズに進みます。
ただの転居ではなく、一時的に仮住まい先に移動して、数か月後に戻ってくる、というややイレギュラーケースになるからです。