床暖房の開始から1か月(電気代と使用感など)

11月の1か月間は床暖房をつけて生活しました。

10月下旬から1階のみで、11月から全館で床暖房を使った我が家の電気代が出ました。

10月分が455kWhで11528円
11月分が513kWhで12808円
(ウチは太陽光発電無しです)

例年どおりならば旧宅からの傾向として、夏から秋にかけてのウチの電気使用量は10月が底になります。
(9月は552kWh、8月は695kWhでした)

10月上旬はまだエアコンも使っていましたし、下旬には床暖房も少し使っていたので、エアコンと床暖房をまったく使っていなかった期間は2週間くらいでした。
窓を開けない生活をしていることもあり、秋はとても短かったです。

11月は1300円ほど電気代が増えました。
これが1か月の床暖房の電気代ということになりますが、11月はかなり暖かい日が続いて、設定温度に達していて床暖房が稼働していない日も多かったからだと思います。

これから寒くなれば、もっと電気代は増えるはずです。
床暖房の電気代については、定期的にお知らせしていきます。

床暖房のメリット

半そで短パン生活

“冬に床暖房で半そで短パン”に憧れてましたw

やっぱり一条工務店の家を建てたら、やらなきゃいられないですよね。

室温24度以上をキープできれば、半そで短パンで十分過ごせます。
24度を下回ったり、朝起きた直後はちょっと肌寒いかも?という瞬間もありますが、わたしは手足が常に暖かい、あたたか症(冷え性の逆)なので、起きてしばらくすれば体温が上がってくるからか、寒いとは感じなくなります。

嫁さんは寒がりなので、長そで長ズボンのパジャマ、
上の子(15歳女子)は、お腹が冷えるのが苦手なので長そで半ズボンのパジャマ、
下の子(12歳男子)は、寒さに強い性質なので、わたしと同じ半そで短パンのパジャマ、
こんな感じで、家の中での衣服はバラバラです。

個人の寒さの感じ方はそれぞれなので、衣服で調整するというのは、床暖房を使っていてもあまり変わりません。

床暖房の温度設定は27度から28度くらいで室温24度をキープできています。
本格的な冬になったら、温度設定はもう少し上げるかもしれませんが、そうなったらタイマー設定なども使用してみたいと思います。

寝るときは毛布1枚

床暖房を付けたら、寝るときの掛布団はどうなるの?
っていうのは以前からの疑問でした。

肌掛け布団とか、薄い布団とか、他の一条ブロガーさんを見るといろいろな表現で書かれていますが、ウチの場合は家族みんなが毛布1枚で寝ています。

結婚当時に買った16年モノ?の毛布です。

毛布はちょっと厚みのあるアクリル毛布です。
毛布の下(または上)にかける羽毛布団や厚手の掛け布団は使っていません。

主寝室はベッドと衣類のクローゼットのみで、寝るための専用部屋という感じです。
子供部屋(居室兼寝室)と違ってわたしか嫁さんが寝始めるまでは人がいないので、部屋の室温は若干低いです。
床暖房は27度設定ですが、なぜかちょっと寒い部屋です。

寝る際には、このちょっと寒いのが良い感じで、毛布1枚かけるとちょうどよく、少し寒い感じから身体が徐々に温まってくると同時に眠気が来て、寝つきが良いです。

なので寝室については、室温はちょっと低め、がいいと思います。
もう分厚い羽毛布団は使わないで済みそうです。
(まだ捨てられず取っておいてあります・・)

冬の寝具が毛布1枚だけで済み、シーズンオフに場所を取らないこと、洗濯機の丸洗いで済むこと(カバーなどがないので楽)などのメリットがありますね。

暖房器具の管理が不要

旧宅では冬の暖房器具として、灯油型のファンヒーターを使ってました。

すぐに部屋が温まること、乾燥しないこと、電気代がほとんどかからないこと、などのメリットはありましたが、灯油がすぐに無くなりタンクに給油が必要、灯油代が高い、ガソリンスタンドまで灯油を買いに行かなければならない、などのデメリットもありました。

ファンヒーターは寒かったら強くして、暑く感じたら弱くして、という温度調節をすることが多かったですが、床暖房の場合は室温が一定になるので、そういった暖房設定を変える手間がまったく無いのも良い点です。

あと、床暖房は給油の手間が無いのが一番のメリットだと思います。

給油が面倒ならエアコン使えば、、という気もしますが、エアコンの暖房は部屋の上のほうだけ温まるような感じが好きでなく、そのくせ電気代もけっこうかかるので使っていませんでした。

ファンヒーターを付けた瞬間や消した後の燃料の焼けた臭いが「冬だなぁ」という感じでとても好きだったのですが、これをもう感じられないのはちょっと寂しい気もします。

意外と乾燥しない

湿度計での相対湿度は、43%から55%くらいに収まっています。
40%を下回ったら加湿器を使おうと用意はしていますが、今のところ出番が無いです。

床暖房を使ったらもっと乾燥すると思っていましたが、意外と乾燥しないというのが現状です。

別記事でも少し書きましたが、ウチは川が近くにあって常に湿度が高めなこと、
洗濯物を部屋干ししていること、バスルームで換気扇を使用せず湿気を室内に循環させていること、
などが影響していると思います。

ネット上では一条工務店の家は乾燥するから加湿器が必須のように書かれていることが多く、わたしも住み始めるまではこの認識を持ってましたが、状況によっては意外と乾燥しないケースもあるようです。

ちなみに、ウチのロスガードは「うるケア」ではありませんし、さらぽかも付けていません。

ウチの1日の湿度の変化は次のとおりです。

一条工務店にもらった温湿度計を使ってます。
上段が1階洗面脱衣+ランドリールームで、下段が2階LDKをそれぞれ示しています。

朝7時の状態です。
室温は24度くらい、湿度は45%前後くらいが多いです。
ランドリールームのほうが、バスルームとつながっているので湿度は高めになります。

洗濯物を干した後の状態です。
ランドリールームに洗濯物を干すと湿度は65%前後まで上がります。
乾燥の季節ですが、このままだと乾かないので除湿器を使ってます。

ランドリールームの湿気が2階のLDKにも上がってくるようで、家全体の湿度が若干高くなります。

冬季の部屋干し事情については、また別記事で書こうと思います。

夜の10時過ぎ、バスルームを使った直後の状態です。
夕食でキッチンを使って、夜にバスルームを使うと、家全体の湿度も上がります。

この湿度がMAXで、朝までかけて徐々に下がっていき、これを毎日繰り返している感じです。
意外に湿度がけっこうあるので、今日現在まで加湿器は使ってません。

床暖房のデメリット

その日に着る服がわからない

これは、朝の出かける前の切実な問題です。

室内の温度で外の気温を推測できないので、着替える前に天気予報を見直したり、直接窓を開けて外の気温を確かめたりしますw

外にいる人から見たら、寒い中パジャマ姿で窓開けて手を出したり(気温の確認)キョロキョロして、何やってるのかな?って感じですよね。

でも、暖かいと思って薄着で行ったら寒かった、とか
逆に厚着していったら、上着が荷物になったとか、何回も失敗を経験しているので、
その日の朝の気温確認については、すごく慎重になります。

涼む場所が無い

寒い冬に涼むってのもおかしな話ですが、家の中の温度はほとんど一定で寒い場所が無いので、身体が暑くなったときに冷やすことができないということです。

旧宅では暖房は部屋の中だけだったので、廊下や階段に出れば外とあまり変わらない気温で寒かったです。

24度という室温は、座っていたり、多少の家事をしたときに寒くないと感じる温度で、風呂あがりや、掃除などで身体を動かした後は、部屋がとても暑く感じます。

なので、わたしは風呂あがりは脱衣所でしばらくパンイチで過ごしますw
洗濯物を取り込んで畳んだり(洗濯担当のため)ドライヤーをかけたりする間に、徐々に身体を冷やすようにしています。
風呂あがりの暖かさが不要っていうのも、贅沢な話ですよね。

年頃の娘もいるので、パンイチで家じゅうを歩き回るのはさすがに控えてますw

箱みかんの置き場所に困る

涼む場所が無いというのと一緒で、いわゆる「冷暗所」みたいな場所も無いです。
少量なら冷蔵庫でいいですが、箱みかんのように大量な食物を買ったりもらったりしたときに、どこに置いておくか、というのは考えておいたほうがいいです。

ウチは玄関にある押入れが、家の中で最も寒い場所のはず・・なので、しまうなら玄関横にある押入れかなと思っています。

i-smart生活

Posted by fu