住宅ローンと生命保険
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注意:わたしは保険については完全に素人なので、保険の性質、内容についてはご自身で十分に確認してください。
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家の建て替えの時期にちょうどわたしの死亡保険の更新のタイミングが来ました。
10年前の30代で加入した死亡保険は3000万円の保険で、月払いの保険料は5000円くらいです。
40代になって、この保険を更新すると、月払いの保険料は8000円くらいになります。
8000円はちょっと高いかな?というところと、家(住宅)は団信でカバーできるので、もっと保険額を下げてもいいかも?と思ったことで、保険を見直すことにしました。
わたしは現在3つの保険に加入していて、月額の合計の保険料は1万円を少し超えるくらいです。
- 3000万円の死亡保険(ライフネット生命)保険料は月払いで約5000円
- ガン保険(アフラック)保険料は月払いで約3000円
- 医療保険(アフラック)保険料は月払いで約2000円
ほけんの窓口で相談したところ、これを次のように変更することを勧められました。
- 死亡保険は収入保障保険に変更
- ガン保険は解約し、新しいガン保険を契約
- 医療保険はそのまま継続
また、わたしの希望で終身保険を新たに契約しました。
- ドル建ての終身保険を契約
それでは、保険を変更することになった経緯と理由を説明していきます。
死亡保険を収入保障保険に変更した理由
3000万の死亡保険を継続すると、月掛けの費用が約5000円から約8000円に3000円ほどアップすることがわかりました。
そうすると月の合計の保険料は約13000円となり、ちょっと高いな、と思ったことが変更するきっかけになりました。
3000万を2000万に落とすと、月掛けの費用は約5000円になるようで、保険金額を落として継続しようか迷いました。
そもそも3000万円という金額の根拠は、当時の平均値で、このくらいあれば嫁さんと4歳、1歳の二人の子供がなんとかやっていけるだろうという、とてもザックリした金額で、具体的に必要な金額を計算して出したものではありませんでした。
これを専門家に聞いてみたいな、と思ったことが、ほけんの窓口に行く動機となりました。
まず、3000万の死亡保険を2000万に落として継続しようと思う、と言うと、なぜ2000万という金額が出てきたのですか?と質問を受けました。
ここで、家を建て替えること、わたしの死亡時には団信で返済が免除され、家のローン(家賃)が発生しなくなるので、これくらいでいいんじゃないか、という説明をしました。
すると、ほけんの窓口の担当者さんから、今後どれくらいの費用が必要か計算しましょう、ということになりました。
現在のわたしの収入と家族の支出、
子供たちが中学、高校、大学と進んだ場合の学費、
嫁さんと子供二人が成人するまでにかかる生活費、
などなど、金額自体はざっくりですが、話していると具体像が見えてきました。
・子供たちは高校まで公立、大学は私立。大学入学時に、学資保険がまとまった額で入る。
・わたしの死亡で家のローンは免除されるため、家賃は考えなくて良い。
・わたしがいなくなることで、食費、光熱費、保険費、わたしの小遣いなどの費用負担が無くなるため、家計はコンパクトになる。
・下の子が中学になれば、嫁さんも正社員として働くことを検討している。
これらの条件で考えると、月に25万円程度の生活費があれば生活していけるだろう、という計算になりました。
さらに、わたしが死亡することで遺族年金を受け取れるようになり、これが月10万程度にはなるようなので、それを考慮すると月に15万円程度の保険金が必要という結論になりました。
https://www.orixlife.co.jp/guide/navi/survivors_pension.html
この条件で収入保障保険に加入すると、月3600円くらいの保険料になりました。
3000万円の死亡保険を継続するより、4500円くらい安くなります。
しかも、わたしは現在45歳なので、契約直後に亡くなり、20年間の契約にして65歳まで受け取ることを計算すると、15万円 * 12か月 * 20年 = 3600万円になります。
収入保障保険は、受取額が徐々に減っていくので、その分、保険料も安く済ませることができるということです。
死亡保険と収入保障保険の違いは次のとおりです。
■死亡保険
死亡時に保険金を一括で受け取る。契約直後でも契約満了直前でも受取額は変わらない。
例:
・45歳で死亡時、3000万の保険金受け取り。
・60歳で死亡時、3000万の保険金受け取り。
死亡時の年齢で保険金の受取額は変わらない。
■収入保障保険
死亡時から、契約期間満了まで月払いで保険金を受け取る。
(死亡時に一括受け取りも可能だが、総額が減る)
残り契約期間の金額の受け取りになるため、総受取額は徐々に減る。
例:
・45歳で死亡時、15万円 * 12か月 * 20年 = 3600万円の受け取り。
・60歳で死亡時、15万円 * 12か月 * 5年 = 900万円の受け取り
死亡時の年齢で保険金の受取額が変わる。
わたしが60歳で亡くなったとき、子供たちは二人とも成人して独り立ちしているはずで、家のローンも無いのに、そのときに3000万もの大金は必要ない、という考えです。
保険料を節約して、その分、貯金などに回したほうが良いと判断しました。
死亡保険は解約せず、家が建つまで継続
以前の記事で短期団信について触れましたが、わたしの場合は死亡保険を継続することで、短期団信の代わりにすることにしました。
・つなぎ融資と短期団信について
https://yokohama-3floor-house.com/2019/09/15/post-376/
i-flatの申し込みの際、一条工務店から短期団信などの説明とかあるのかなと思ったら何も無かったです。
短期団信はあまり認知されておらず、つなぎ融資中の事故については気にしない(もしくはリスクを知らない)という場合が多いのかもしれません。
その他の保険の変更
ほけんの窓口の担当者さんからのアドバイスで、いくつか保険を見直しました。
- ガン保険は解約し、新しいガン保険を契約
- 医療保険はそのまま継続
- ドル建ての終身保険を新たに契約
これは家づくりとは直接関係が無いので、別の記事で書こうと思います。